息子の結婚~母として

この美しい留袖はご縁あってお借りしたもの。

麻亜家に着付けの御稽古にいらしている池坊のお師匠様が、お嬢様の結婚の御祝いに大先生から譲られた極上の逸品。

帯は鎌倉のリサイクルきもの「きたの」さんで見つけた掘り出し物の沈金。

これで、新郎の母として恥ずかしくない装いで結婚式に参列することができました。みなさまのご厚意に感謝です。

朝の6時に行きつけの美容室に入り、7時半過ぎには名古屋に向けて出発。途中、私の父、弟をピックアップして、長い道中の末、午後1時には宿泊予定のホテル入り。ホテルの部屋で留袖に着替えて、3時半過ぎには式場入り。5時挙式、6時披露宴、8時過ぎにお開き、ホテルに戻って留袖を脱いだのは10時近かったでしょうか、怒涛のような1日でした(笑)。

朝の美容院から車での行き返りの道中は木綿のきものに半幅帯で過ごしました。

着付けに必要な小物などの荷物が減りますし、美容院で和装のヘアメイクをしてもらってからも違和感ありません。うっかりすると大変なことになってしまう前開きの洋服を選ぶ手間もありませんし、これは楽チン。特に、名古屋は湿度が高くて、ヨコハマより随分と暑く感じたので、ゆかたと変わらぬ木綿のきものは過ごしやすかったです。

楽屋では、専ら「ゆかた」で過ごす歌舞伎役者の気分を味わうのもなかなかオツでした(笑)。

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